珍エンティティー今昔
私が開局した1976年と今とでは、いわゆる珍エンティティーも大分様変わりしてきました。東西冷戦時代は今のP5の様に、BYやZA、YI、それにXZ、XWなど東南アジアの難攻不落の超横綱級カントリー(あえてこう呼びます)が目白押しでした。DXCCのオーナーロール入りはそれはそれは大変なもので、そのステータスも今とでは比べ物にならなかったでしょう。
東西冷戦が終わりその難攻不落のカントリーも次々と陥落して行きました。DXの情報化やメガDXペディションの登場で10年もDXをやっていればオーナーロール入りもそんなに難しいことではなくなりました。加えてパケットクラスターの出現でワッチしなくてもDXCCが増えていくという超便利?な世の中になりました。昔は情報といえば月刊誌ぐらいで後はワッチのみでした。今の便利になったDX界を否定しているのではありません。私もパケットクラスターの恩恵に預かっていて最近は余りワッチもしなくなりました。ただ、難攻不落のカントリーがたくさんあって、なおかつ情報の少ない昔の方がワッチしていて偶然に珍局と巡り合ったりとスリリングなDXが楽しめたことは事実です。
私の独断と偏見で珍エンティティー今昔を書いてみました。私がWKDしていないという基準ではなく、JAから見た一般的なものです。ご意見、ご感想は掲示板でお願いします。