アフリカ編

 1976年頃の珍カントリー

第1位 3Y

言わずと知れたブーベ島です。当時ここからの運用は1962年のLH4C、たったの1回きりです。JAからは数人がQSOしただけの、まさに超横綱級のカントリーです。その後1977年まで15年間沈黙を守ります。

第2位 VK0/H

ハード島です。今でこそVK0IRの運用で大暴落しましたが、当時は1969年のVK0HMを最後に運用のないところです。いずれにせよ10年に1度運用されるかどうかの珍カントリーです。

第3位 3C0

アンノボン島です。当時は1971年7月の3C0AN、1回きりの運用です。

第4位 3X

ギニアです。1972年の3X1Pが運用されるまで、1966年からハムが禁止されていました。3X1Pは21MHzのみの運用でJAからは数十局が交信できただけでした。その後ももちろんノーハムです。

第5位 6O

ソマリアです。

他にも1G(ガイザー・リーフ)、5A(リビア)等があります。


 2000年の珍エンティティー

第1位 3Y

やはりブーベ島でしょう。1989年暮れから3Y5Xが運用されてたくさんの方は交信済みでしょうが、私にとってブーベ、マルペロは永遠の超珍カントリー(あえてそう呼びます)なのです。もうあと3ヶ月早く再開局していればと悔やまれてなりません。そろそろ運用の計画も持ち上がっているようなので期待したいところです。

第2位 S0

西サハラ、ここからの初めての運用は1987年10月のS01A、S0RASDでした。私は1991年11月に21MHzのSSBでS03UNという局1回きりの交信です。これってDXCCにOKなんでしょうか?その後もちょくちょくと散発的に運用されていますがまだまだ需要は満たしていません。今もS05Rの運用が行なわれていますが信号が弱く、ビッグガンと言われる少数の局が交信しているだけです。

 

第3位 3C0

アンノボン島です。1999年9月に3C0Rが運用されましたが、大サービスと言う訳にはいかず、まだ需要は高いでしょう。その前は、1986年6月の3C0A、1991年8月の3C0CWがあります。私は3C0Rがオールニューでした。

  

 

第4位 FR/G

グロリオソ島です。1992年5月にDJ6SIらのグループが運用を行ないましたが、島への正式な上陸許可を得ていなかった為、DXCCには認められませんでした。私はFR5ZU、ジャッキーが時々訪れて運用したFR5ZU/GとFR5ZQ/Gの2局しかやっていません。

 

第5位 FR/E&J

私はここからの運用で交信しているのは、1994年4月のFR5ZU/Eと1995年3月のFR5HG/Eの2局のみです。

 

他には3X(ギニア)、FR/T(トロメリン島)、TN(コンゴ)、ST(スーダン)、9Q5(ザイール)等があります。いずれにせよアフリカにはまだまだたくさんの珍エンティティーがあって、選ぶのが難しいです。


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