オセアニア編
1976年頃の珍カントリー
第1位 VK9/M
メリッシュ・リーフ。さほど上陸は難しくないように思うのですが、1972年7月のVK9JWを最後に運用がありません。その後は、1978年10月のVK9ZR、1984年のVK9MR等があります。環境保護で上陸許可が降りにくいのでしょう。
第2位 KP6
キングマン・リーフ。昔のプリフィックスはKP6だった。1974年6月のKP6KR、たった1回きりの運用。その後は何回か運用されている。
第3位 ZK1
ノース・クック諸島。1976年7月に運用されたが、短期間でアクティブでなかった。もちろんDXペディション待ち。
第4位 VR6
ピトケアン島です。この島には1789年のバウンティー号の叛乱分子の子孫が住んでいることで有名です。VR6TCという常駐局が1局いますが、なかなか交信するのは大変です。QSLの回収も難しいようです。
第5位 ZL/K
ケルマディック諸島。他のZL/C-チャタム諸島、ZL/A-オークランド諸島、キャンベル島と比べると一番珍しいと思います。1976年のZL1GP/K以前は1962年、1966年、1969年の3回の運用しかありません。
2000年の珍エンティティー
第1位 KH5/K
キングマン・リーフです。最近の運用は1993年2月のN9NS/KH5Kです。1998年2月にN4BQW/KH5Kの運用も行なわれましたが、交信局数は少なかったでしょう。秋に大規模なペディションが行なわれる予定です。
第2位 VK9/M
メリッシュ・リーフです。最近の運用は1993年9月のVK9MMです。この時は3.5MHzから28MHzまで14-QSOしました。ただRTTYはまだやっていません。上陸は簡単なはずですが上陸許可が降りにくいのか10年に1回あるかないかの珍エンティティーです。
第3位 3D2/C
コンウェイ・リーフです。ここからの初めての運用は1989年4月の3D2CRです。最近では1995年3月からの3D2CTと3D2CUです。JAからもJH4RHF、田中さんが参加されJAにも大サービスしてくれました。
第4位 ZL8
ケルマディック諸島です。最近の運用は1996年5月のZL8RIです。その後もZL8RSが散発的に運用していますが余り局数はやっていないと思います。
第5位 VK0/M
マッコリー島です。今ではVK0MM、Alanの出現で雑魚に陥落してしまいましたが、長い間オセアニアの上位の座を守ってきた功績を称え?5位にランク・インしておきました。Alanが出るまではマッコリー島のCWはピカイチの部類でした。出来うるならRTTYも雑魚に陥落させて欲しいものです。