ヨーロッパ編

 1976年頃の珍カントリー

第1位 ZA

ヨーロッパで唯一ハムを禁止していたところが、このアルバニア人民共和国です。1971年のZA2RPSを最後に運用がありませんでした。その後、1991年に鎖国的政策が解かれ、ZA1Aが運用されました。それからも何度か運用されましたが、最近はまた余り聞こえなくなりました。

 

第2位 SY、SV/A

マウント・アトスです。ギリシャ正教の聖地で今でも女人禁制という別世界です。ギリシャ政府より独立した行政機構を備えていることで別カントリーになっています。1972年に初めて運用されました。その後も何回かペディションが行なわれていますが、当時は聞いたこともありませんでした。今でもなかなかの珍です。

第3位 OJ0

マーケット・リーフです。1969年に初めて運用されました。その後も何度か運用されています。

他にも、HV、ZB2、JX等、いくつかありますが、どれも「どんぐりの背比べ」です。


 2000年の珍エンティティー

第1位 SY、SV/A

どれを1位にするか考えましたが、CWでの要求度がダントツに高いので1位にしました。現在はSV2ASPのアポロ神父が唯一の正式局です。冬のロングパスが一番チャンスが高いでしょう。つい最近、深夜に21MHzで交信出来ました。私もCWのみ残しています。

 

第2位 JX

第2位もどんぐりの背比べですが、JXにしました。私はここは1993年4月のJX3EX、1998年3−4月のJX7DFAの2局としか交信していません。JX7DFAはLA7DFAが定期的に運用しています。常駐局はいません。

第3位 HV

世界一小さい国バチカン市国です。ここも散発的な運用しかありません。最近ではHV3SJやHV4NACがあります。3月にはHV0Aという局と14MHzのCWでやりました。

第4位 R1M

マリア・ヴィソツキー島です。この島とフィンランド本国との間にロシアがあるという理由で別エンティティーに認められました。2−3年に1回はDXペデションが行なわれていますのでさほど難しいところではありません。

第5位 1A0KM

    マルタ騎士団です。ここも定期的に運用がありますのでさほど難しくはありません。

 

他には、OJ0-マーケットリーフ、GU-ジャージー島やC31-アンドラなどがありますがBクラスです。アルバニア無き今、ヨーロッパにはもう超A級エンティティーは存在しません。


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