読書週間


図書館のメインイベントといえばなんといっても、読書週間(月間)。
各学校それぞれに趣向を凝らして取り組んでいると思います。
今までの実践を思い出してみると・・・いろんな企画がありますね。

目的別にまとめてみました。

増やす・呼び込む・振り返る


読書量を増やすために
読書山登り ★期間中にどれだけ本を読んだか、競う。
・各自が記録した本の冊数をチェックする。
・クラス全員のグラフを張り出してシールを張ったりという強引なやり方もある。(本嫌いが増えそうで怖いから、私はしない。)
・低学年は冊数、高学年はページ数で(又はどちらかを選んで)読書量をはかるというやり方もある。(私は最近はずっとこっち。)
読書の木の実 ★本を読むごとに、掲示板に作ったクラスの枯れ木に木の実カード(読書感想メモ)を貼っていく。
・枯れ木はわら半紙の包み紙などで立体的に作る。1冊に木の実一枚だとすぐいっぱいになるので、五冊ごととか、冊数を指定した方がいい。
多読者表彰 ★学年多読者No.1を表彰する。
・インタビューをお昼の校内放送で流す。このとき、「読書マイスター」の称号と手作り勲章を贈与する。
(生放送のいい点は、失敗はあっても、一度で終わること!)
・インタビューをお便りで紹介する。
親子読書 ★親子で同じ本を読み感想を記録する。(1〜3年)
・読み聞かせをおうちの人にしてもらうと、子供たちは喜ぶ。
コース別読書 ★図書委員が決めたテーマや自分が決めたテーマの本を読む。詳細
コース例 @宮沢賢治 A山中恒 Bずっこけ
本の買い出しツアー (学校の近くに書店がある場合)
一定ラインを超えた多読者を学校の近所の書店に連れて行き、希望の本を選ばせて学校図書館に入れる。(最初の借り手は本を選んだ当人。)

 


図書室に呼び込むために
 
読書クイズ ★低・中・高学年向けのクイズ問題を出す。
・抽選は校内生放送ですると効果的。
・ヒントとなる本は貸し出し禁止にする。
新刊図書紹介 ★新しく入った本を紹介する。
・校内放送・読み聞かせ・ポスター・お便り・ブックカバー掲示など。
図書室紹介番組 ★図書室内の書架の配置や、特設コーナーをビデオで紹介する。
・クイズと連動させると面白い。
読み聞かせ・朗読 ★業間・大休みや昼休みに、図書委員が読む。
・雨の日にすると参加者が多い。
・紙芝居や絵のはっきりした絵本で、すぐ終わるものを何冊か用意する。
読書アニマシオン ★読み聞かせの後に、私は誰でしょうクイズや・これだ誰の物でしょうクイズをする。
・正解者に記念品を上げると、盛り上がる。

 

読書経験を振り返るために

読書郵便 ★葉書大の紙に官製はがき風の裏書を印刷する。
・全校児童に配っても、図書室に置いておいても良い。
・ポストも作り、数箇所に置く。
・委員会で、相手に配達する。
オリジナル表紙 ★表紙の色あせた本や、ブックカバーがなくて地味な本に、手描きの表紙をつける。
・参加者に表紙をつけたい本を選んでもらう。
・表紙と同じ大きさの紙を渡す。(本をコピーするとよい。)
・描き上がったら、折り返し部分に、日付・製作者名を書きブッカーをかける。
・本の紛失を防ぐために、誰がどの本を書いているか、必ず控えておく。
お気に入りの本紹介 ★他の人に薦めたい本を紹介する分などを書く。
・絵日記タイプ・ブックリストタイプ・ブックレビュータイプなど。
・展示法は、年組ごと・ジャンルごと・配架場所ごとなど。


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