第七試合 10分 2R ○ 藤田和之 − 判定[6 − 0] − ギルバート・アイブル × ギルバート・アイブルはRINGSで田村潔司を破ってチャンピオンになったことある選手. 俺も何度か生で観てるけど,RINGSの時はまだ粗があって(って今でもあるけど)これからって感じ. 基本的には打撃(特に蹴り)の選手なので,グランド勝負に持ち込めば楽勝かな? で,試合の方だけど,藤田は最初っからタックルからのグランド勝負. 後から話を聞くとこによると調子が悪かったからグランド勝負でしか闘えなかったとか... それにしてもやばいくらいに動かない....つまらない....途中寝たかもしれない(爆) 一応,2回ほどアームロックが極まりそうだったけど,そのままゴング. 2Rも同じような展開. 一度,パワーでアイブルを持ち上げてマットに叩き付けたりと見せ場は作ったが,決め手に欠ける. 結局,膠着状態が続きブレイク. ブレイク直後にアイブルが跳び膝蹴りを放つも,藤田はこれを受け止めグランドへ... そのまま2Rも終了して,藤田の判定勝ち. 第八試合 10分 2R ○ イゴール・ボブチャンチン − 延長判定[3 − 0] − マーク・ケアー × ボブチャンチンが打撃(特にパンチ)の選手だけに第七試合同様のいや〜な展開が頭をよぎる. そして案の定の展開が目の前に繰り広げられる.....(死) 1R,2Rともにケアーのテイクダウンからのぁゃιぃグランドでの攻防. 2Rには消極的としてボブチャンチンにイエローカードが出される. が,あれはどうしようもないと思うぞ,俺は... 一応,このイエローからボブチャンチンはアグレッシブに攻めたが,結局,そのまま判定. 会場のいや〜な雰囲気を察知したかどうかは知らんが,5分間の延長戦へ突入(^_^; 延長ラウンドではボブチャンチンが圧倒. カウンターの右ストレートからバックを奪うと上からパンチの連打. しばらくして,ケアーにまたテイクダウンを奪われるものの有効打を許さず判定勝ち. 第九試合 特別ルール 10分 1R ○ 桜庭和志 − 判定[3 − 0] − ハイアン・グレイシー × 試合開始前に衝撃の発表!(笑) 実はハイアンは,この試合の二日前ほどに練習で右上腕部二頭筋腱損傷という怪我を負ったんだけど, 医師団の見解としては『試合が出来る状態ではない』ということ. でも,ハイアン側の強い要請により試合は行うと.ただし,10分 1R のみと. で,何でかようわからんけど,ハイアンの実兄であるヘンゾがリングに上がって話をしだす. 「サムライは体が痛いからといって逃げたりしない」とかどうとか.... まぁ,要は試合するってことでしょ.とっとと始めろや!(爆もう牧野さんキレてました) 選手入場. ハイアンはてっきりグレイシートレイン(謎)で来るかと思ったけど,かなりあっさりと入ってきた. で,一方,桜庭の方は,カ・シン@サンタバージョンで登場. マスクはどうでもいいんだけど,俺としてはテーマ曲が聴けただけでうれしい(爆そんなんでいいの!?) 試合の方は,10分 1R になった時点である程度諦めていたけど, 桜庭がそこそこの見せ場を作ってくれた. 立ち上がりの左キックこそ,ハイアンに取られ,倒されそうになったが,下半身の安定度が違う! 持ちこたえると,逆にハイアンの左腕を極める. ホイス,ヘンゾの時と同じような感じのスタンディング状態でのアームバー. とにかく,ハイアンがタックルに来ても倒されることがない. 逆にバックを奪うと,フェイスロック. しかし,極まりが浅かった為,側頭部へのパンチ,脇腹への膝蹴りなどで攻めたてる. 途中,ダブルアームスープレックスを狙ったり, 試合終了間際にはハイアンのお尻をペンペン叩くなど,全く危なげなく完勝! 正直言うと決めて欲しかったけど,さすがに 10分 1R ではどうしようもないだろう. 試合終了後,桜庭が「今度ピンピンした時,また試合しましょう」と語ったように, 石沢常光戦で見せた狂乱っぷりで桜庭と闘って欲しいと思うね. 最後はリング上から白い袋に入れてきたプレゼント(桜庭グッズ)を客席に投げ込む桜庭. そして「巻かせてもらいます」って言って, 後輩が作ってくれたというベルトを自ら腰に巻いてご機嫌そうだった(笑) その後「僕からのクリスマスプレゼントです」という言葉と共に会場は暗くなり, 紙吹雪が舞い落ちて終了. 実に5時間以上に及ぶ全試合が終了した. ホント,格闘技の試合としてはハズレの試合ばっかりやったわ...(_´д`) はぁ〜っ,試合も長かったが,レポ書きも長かった(自爆) ってことで,これを待ち望んでいた人がどれだけいるかは知らないけど,御待たせしてすみませんでした. |
BACK |