栽培日記というか雑記帳

4月23日

先日(18日)に書いた癌腫がとれました。(^○^)きもちいい〜!!

これがその写真です。
この一枚目の写真は残された穴です。
かなり土深く癌腫ができていました。
癌腫をとるのが少し早かったようで跡が綺麗ではありません。
(ぎりぎりまで粘ってからとると跡が綺麗な木部です)
もうしばらく治療が必要だと判断しています。






2枚目がとれた癌腫です。
最近届いた新苗と対比してみるとその大きさがわかります。






3枚目はFelicia-Nonnoさんからお借りした
アルバメイディランドの写真です。 
この枝の節々にできた瘤を何だと思いますか。
まずほとんどの方が癌腫だと判定するでしょう。






ところがこの正体はなのです。
根の塊り、つまり
「根隗」というものだそうです。(小山内氏)
根隗がてきる植物は他にもあるようです。
検索してみるといくつかヒットしますよ。
根だからこれを土に埋めてやれば枝葉が発生するそうです。

もっとも重要なことは、この根隗を見て多数が癌腫だと思い枝にも癌腫が
できると考えているのではないでしょうか?



4月18日

昨日に続けて書いていますが、まじめになったのではなく
昨日分と一緒に書いているのです。σ(^◇^;)

癌腫についてちょっと触れてみたいと思います。
我家にアルベリック・バルビエというランプラ−があります。
これは1年間に10Mくらいシュ−トを伸ばすことも珍しくないといわれている強健種です。
どうもこれが昨年調子が悪く、春の花もほとんど咲かず生育も弱弱しかったのですが、
案の定、夏になって癌腫だとわかりました。
その癌腫の大きさが半端ではなくソフトボ―ル大がひとつと
反対側にテニスボ―ル大がひとつという
手のこんだものでした。
普通、木昨液による治療(根頭癌腫病の治療を参照)では
治療に要する期間は2〜3ヶ月もあればいいのですが、
これだけ大きいと日数もかかるようです。
やっと半分くらいの大きさにまで辿りつき、
夏ごろまではかかるかもしれません。(つまり丸一年)
治療期間は大きさに比例するということですか。

癌腫病は、根気よく木昨液での治療を続けていれば必ず直るものではないか
と考えています。
というのもこれまでに治療したものは、数十株ありますし、「根頭癌腫病の治療ぺ−ジ」の
モデルになったHTマキシムは5年になりますが再発していません。

ネット上では癌腫病に関して情報が錯綜しています。
主に次のふたとおりに分けられるでしょう。
(1)根頭癌腫病は治療不能だから焼却するほうがよい。
植物細胞内のDNAが書き換えられて癌化するので株全体が危ない。 
よく挿し木してもよいのかというQ&Aがありますね。
最大の根拠は、地際部以外にも
もっと上の枝の部分に癌が見られる場合があるということ。

(2)GAMIさんを始めとした治療可能なのではないかというグル−プ。
(私はこちら派)
DNAを書き換えて癌化するのだけれど
道管を通ってまでは感染しないという考え方をする。

事実、木昨液で治療を続けていると最終的にはポロリと癌がとれて
綺麗な木部が現れます。
そのことによって、その株全体が癌になったのではなく
ごく一部の細胞が癌化したのだということを実感します。
もし枝などに癌腫ができたのならば
それは刃物による二次感染によるものという考えをします。

私は他の可能性として、植物によっては
枝などに根隗(文字どおり根のかたまり)
というものができるときがあります。
薔薇もORなどでは根隗ができるものがあるようです。
これは癌腫に似ていますからそれを誤解しているのだと考えています。

なおこの根隗は根の塊なので土に埋めてやると枝を伸ばすそうです。

4月17日

どうもテンションが上がらなくて、日記を書くのが億劫です。(^^;;;

とりあえず薔薇の世話はやっています。 液肥は二度与えています。
消毒のほうもボトキラ―1000倍+ムシギエ2500倍で
一回目の点着剤はアプロ―チBI、二回目はアビオンE使用で散布。

今年の特記事項はハムシの大発生です。 
これは今まで我家にはあまりいなかった虫なのですが、昨年から発生しており
今年は四月の第一週目で早くも大発生しました。
もしかすると一昨年に山から集めてきた落ち葉が原因なのかもしれません?
この虫は気温が低いときはまだ団体行動をとるようです。
つまりごく狭い限られた場所(数株のキヤットミント)に密集しています。
そこへスミチオン1,000倍液を散布。
あまり遠くへは逃げないので徹底的という表現があてはまる散布でしたが、
お亡くなりになったのはわずかばかりのようです。

そこで後日、チリトリをミントの下にあてて上からミントの葉をゆすってみると
捕れること捕れること(◎-◎)
それを1リットルのスミチオン1,000倍液を入れたバケツに放り込みます。
観察するとなかなか死にません!
30分ほどは生きています! 
これでは薬剤散布程度では駆除できないはずです。
同じ甲虫のゾウムシも似たようなものでしょう。
30分ほどでバケツのスミチオン液の白さがハムシの黒で隠れるほど捕れました.(^^;;;
日をあけて同じ様なことを何度か繰り返し捕れたハムシの数は数えきれず。
これが究極のテデトールです。
同じようにして薔薇にいるゾウムシも効率よく捕れます。